2014年 メノポーズ週間活動について
一般社団法人日本女性医学学会主催の「メノポーズ週間」。<更年期についての情報を一般に周知せしめ女性の健康増進に貢献すること>を目的とする。
8年目となる今年度は、過去4年間注目を集めている「更年期に関する調査」の5 回目を実施し、「日本女性医学学会」よりの最新情報として、メノポーズのヘルスケアの重要性・意義のさらなる周知を目指す。
また、10月18日世界メノポーズデーに併せて新聞広告を掲載し、全国的に広報する。
実施期間
2014 年10月18日(土)~10月24日(金)
10月18日の世界メノポーズデー(更年期の健康に関わる情報を全世界へ提供する日)に合わせ、10月18日~24日の1週間を『メノポーズ週間』とした。
後援(予定)
厚生労働省、日本医師会、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、日本看護協会、
日本薬剤師会、日本家族計画協会、NPO法人女性の健康とメノポーズ協会、
NPO法人21世紀ウィメンズヘルス研究会、NPO法人更年期と加齢のヘルスケア、
NPO法人Healthy Aging Projects for Women
協催
メノポーズ・インフォメーション・ネットワーク(あすか製薬、資生堂、バイエル薬品、
久光製薬、ファイザー、ポーラファルマ)(五十音順)、大塚製薬
「メノポーズ週間」キャッチコピー
メノポーズの悩み、一緒に考えます。
更年期障害には我慢ではなく適切な治療を
―ホルモン補充療法(HRT)は更年期を前向きにすごすための選択肢です―
シンボルマークの踏襲
メノポーズの頭文字の「M」と、パートナーと支えあう、という意味を込めている。ホームページ、ポスター、印刷物等 その他メノポーズ週間PR時に使用
<ターゲット> 40代~50代女性
更年期前~更年期以降までターゲットを拡げ、幅広い年代の女性が、自分の体の変化に関心をもち、婦人科医をかかりつけ医(パートナードクター)としてもつことを促す
2014年度 「メノポーズ週間」の活動実施計画
ポスターの制作、配布
配布:2014年9月上旬発送
発送方法:日本女性医学学会を通じて会員に配布
体裁:B3版、フルカラー
協賛:メノポーズ・インフォメーション・ネットワーク
メノポーズ週間 更年期女性調査の実施
調査の背景:
更年期女性のヘルスケアが進みにくい背景には、一般女性のヘルスリテラシーが関係すると考えられる。精神疾患に関して「メンタルヘルスリテラシー(精神疾患に気づき、適切に対処する能力)」という概念が提唱されているが、同様の概念を更年期障害にもあてはめうるとすれば、「更年期リテラシー(更年期障害に気づき、適切に対処する能力)」を評価することが有用かもしれない。
調査の目的:
一般女性の「更年期リテラシー」の状況を明らかにし、今後の更年期ヘルスケア展開を検討する。
調査対象:
30~59歳の一般女性 約300名
調査内容:
◆更年期リテラシー(更年期障害のモデルケースについて、問題の所在、対処法の選択、専門医を受診する意義、ホルモン補充療法を利用する意思)
◆健康意識(健康問題の援助要請、美容・健康の取り組み、更年期関連情報収集)
◆健康状態 (自覚的健康度、治療疾患、婦人科受診経験、月経、Kupperman尺度)
◆ヘルスリテラシー(14-item Health Literacy Scale)
◆社会経済的背景(年齢、教育歴、婚姻、職業、経済状態)など
実施時期:
2014年9月(予定)
調査方法:
WEB調査
調査結果の活用:
石分析結果のサマリーをプレスリリース配信もしくはプレスセミナーを実施。
調査監修:
石塚 文平監事 須賀 万智幹事
倫理的配慮:
東京慈恵会医科大学の倫理委員会に申請し審査を受ける
協賛:メノポーズ・インフォメーション・ネットワーク
メノポーズ週間 プレスリリース配信
メディアを通して『メノポーズ週間』の認知を高め、メノポーズに関する社会的な理解を深め、2014年メノポーズ週間の企画の発表と上記調査結果をリリース配信し、取材を誘致する。昨年度に引き続き「日本女性医学学会」の名称の周知と名称を変更した意義の浸透を図る。
メノポーズ週間 新聞企画
目的:
10月18日の世界メノポーズデーに合わせ、更年期の健康や更年期医療の大切さを広く訴求
媒体:
朝日新聞 東京本社版 朝刊15段カラー 発行部数:約424万部
掲載時期:
2014年10月18日(予定)
協賛:
大塚製薬、久光製薬
媒体社主催によるメノポーズ週間中のセミナーへの後援
2社の媒体社が、メノポーズ週間の主旨に賛同し、各社主催による女性ホルモンに関するセミナーを企画・開催。
●マガジンハウス クロワッサン編集部主催「女性ホルモン塾」
●朝日新聞社 広告局主催「メノポーズセミナー」