日本女性医学学会は更年期障害から老年期の医学的諸問題まで思春期も含め女性の一生を通じ研究する医療従事者の団体です。

2020年度日本女性医学学会主催
「女性のヘルスケア研修会」開催要項

１．研修会の目的

女性のヘルスケアに関わる医療従事者に対して、女性医学に関する知識の向上を目的として 2019年度から日本女性医学学会主催「女性のヘルスケア研修会」を開催することにいたしました。これまで日本産科婦人科学会女性ヘルスケア委員会主催で行われていた「女性のヘルスケアアドバイザー養成プログラム」の内容を踏襲しつつ、新たなテーマを加えながら、原則は女性ヘルスケア専門医研修項目に準拠した内容となっています。COVID-19のため国内すべてが不透明な状況だからこそ、Web受講可能で女性医学に関する正確な新しい情報をお伝えできる機会を提供することが本学会の使命であると考えております。一般社団法人日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医取得前あるいは取得後の専門医教育、あるいは薬剤師、助産師、看護師、保健師など医療スタッフの専門教育を目的としています。また受講者による地域での公開講座開催など「地域への還元」も考慮しています。

２．実施要項

1. 対象
   日本女性医学学会会員（全職種）、日本産科婦人科学会会員、および産婦人科以外の医師
2. 日時
   2020 年度は2020年９月から２年間　計６回で１シリーズのプログラム作成　（２７テーマの講義、１ワークショップ、５ランチョンセミナー）
   

   第１回 2020年９月13日（日）	第４回 2021年6月6日（日）
   第２回 2020年12月6日（日）	第５回 2021年12月5日（日）
   第３回 2021年2月14日（日）	第６回 2022年3月5日（土）か6日（日） （どちらか１日を選択）

   開始・終了時間　各回９：３０−１６：３０

3. 講義テーマ・講師：別紙カリキュラム表を参照ください。カリキュラムはこちら
   ＊2020年度の研修会は、新型コロナウイルス感染の蔓延状況を考慮して、①会場への参加か②Webでの受講を毎回選択していただくハイブリッド型の研修会といたします。ただし新型コロナウイルス感染の蔓延状況によっては、会場への参加を中止し、Webでの単独開催になります。
   ＊第１回―第５回は、①直接会場で受講後、Webにて確認試験を行う、あるいは②後日Webでの収録動画による受講および確認試験を行っていただきます。第６回のワークショップは会場での受講を原則必須といたしますが、新型コロナウイルス感染の状況によってはワークショップの様式を変更いたします（なお、病気療養・介護・育児などにより、やむを得ずワークショップを欠席される場合には、それに代わる方法を委員会で指示いたしますのでご相談ください）。
   ＊ランチョンセミナーを除く全カリキュラム（２７テーマの講義、１ワークショップ）を受講し確認試験を終了した場合に修了証を授与するものとします。
4. 会場：大手町プレイスカンファレンスセンター（東京都千代田区大手町２丁目３－１9）
   https://conference.otemachi-place.jp/index.html
5. 受講料
   ６回分、クレジットカード一括前払い
   医師：日本女性医学学会会員50,000円、非会員60,000円
   医師以外：日本女性医学学会会会員35,000円
   ＊受講申込者にはお支払い方法を別途ご案内いたします。いかなる理由でも返金は致しません。新規に学会ご入会の場合は受講料お支払い前に入会手続きをお取りください。
6. 定員400名:応募多数の場合には抽選で受講者を決定させていただきます
7. 受講申し込み　2020年5月19日（火）から6月16日（火）17時まで
   受講決定通知 2020年6月30日（火）までにメールでご連絡いたします
8. 本講習会受講のメリット
   ＊本研修会の全カリキュラム修了の受講生には、日本女性医学学会発行の修了証が授与されます。
   ＊本研修会の全カリキュラム修了の医師には、日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医（医師以外の場合は専門資格）取得に関して以下のメリットがあります。
   (i)新規申請には「研修単位10ポイント付与」と、「本学会雑誌論文以外の論文1篇分に相当するものと扱う（医師のみ）」、(ii)更新者には「研修単位10ポイント付与」
   ＊日本産科婦人科学会会員には、会場参加者に共通講習、領域講習の単位取得が可能です。ただし2020年(第1,2,3回)でWeb単独開催になった場合には、特例として期限内のWeb受講で共通講習(ポストテストを８割以上正解)、領域講習の単位取得が可能です。2021年４月以降の研修会に関しては未定です。
   ＊本研修会は、日本助産評価機構の助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー/CLoCMiP)®レベルⅢ認証のWHC（ウィメンズヘルスケア）分野の推奨研修に認定され単位付与が可能となりました。また、薬剤師研修センターからも“かかりつけ調剤薬局”認定に必要な研修として認められました。ただし、今回の募集では原則全講義を受講することとし、女性医学学会会員でない医師以外の皆様には受講枠を設けておりません。今後　医師以外の皆様には、全て自宅でのWeb聴講による制度（ワークショップなし）も検討中ですので、その詳細が決まるまでもうしばらくお待ち下さい。
9. その他
   ＊旅費・宿泊費などは各自でご負担ください。
   ＊ランチョンセミナーでは弁当が出ませんので、各自準備してください。
   ＊当日託児所を利用された場合にはその領収証コピー提示にて、受講者１人あたり１回 2000円を後日補助いたします。

３．申し込み・お問い合わせ先

受講希望者はこちらの専用フォームからお申し込みください
＜URL＞：https://sform.jp/whw2020/